ルイス・キャロル
「不思議の国のアリス」の作者として知られるルイス・キャロルも、オックスフォード大学の出身者です。
ルイス・キャロルは、本名をチャールズ・ラトウィッジ・ドジソンといいます。
作家としてデビューする際に、ラトウィッジとチャールズをひっくり返し、英語の別の形であるルイスとキャロルに変化させて、このペンネームを作りました。
1832年にウォーリントンの牧師館で生まれたルイス・キャロルは、1851年に父親の母校でもあったオックスフォード大学クライストチャーチ・カレッジに入学します。
しかし、そのたった2日後に母親が亡くなり、実家に呼び戻されることになります。
その後、オックスフォードに戻ったルイス・キャロルは、やがて特別研究員の資格を与えられ、卒業後には母校で数学講師として勤務することになります。
作家としての開花
しかし、ルイス・キャロルは生まれつき吃音障害を持っており、このせいもあって、仕事がうまくいかないようになります。
その頃から、彼は当時の先進技術であった、写真に傾倒するようになります。
彼は主に、少女の写真を撮影し続け、当時においてはかなり腕のいい写真家として知られています。
やがて、勤務先のクライストチャーチ・カレッジに、新任の学寮長が着任します。
ヘンリー・リデルというこの人物の娘に、アリス・リデルという少女がいました。
ルイス・キャロルはリデル一家と家族ぐるみの付き合いをしていましたが、ある日一緒に出かけたピクニックの途中で、「不思議の国のアリス」シリーズを思いついたのだといいます。
オックスフォードでの生活がなければ、あの有名なシリーズと、ルイス・キャロルという作家は、生まれていなかったかもしれません。